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2024-03

硫黄石灰剤 散布しました。2月20日 - 2011.02.23 Wed

ご報告が遅くなりましたが 2月20日に 硫黄石灰剤の散布を行いました。

私は 現在 妊婦のため 散布に参加しませんでしたが 農薬の散布って本当にいやですよね。

何が一番嫌かというと 散布の作業です。

目に入ると痛いし・・・・

硫黄石灰剤は 縮葉病という病気を予防する農薬になります。

詳しい説明はこちらで!


http://www.yabumotohatasita.com/kanri/musehimunouyaku.html


とにかく 縮葉病になると 葉っぱが天ぷらのようになり散ってしまうので 光合成できなくなり 桃の実が実らないのです。(経験済み)

しかし この 硫黄石灰剤というのは 昔から使用されているので 比較的 安全な農薬に認定されています。

なので 以前 特別栽培の認証(使用農薬5割減の作物)をとっておりましたが この硫黄石灰剤を使用しても 農薬使用回数にはカウントされないのです。変でしょ?

桃の実が 収獲され 食べるころには 雨などに流されて 残留してないかもですが けっこう 農家にとっては危険な農薬で 直接 皮膚にかかると やけどしちゃうくらい強い成分なようです。

農薬の散布って本当 やだ(自分の気持ちを主張)

しかし 実がならない状況ができると 毎年 籔本畑下農園の桃を楽しみにしていただいてるお客様にもご迷惑がかかりますし また 自分たちも 夏に桃が食べれないのは寂しい。。。。(結局 自分が一番食べたい

そんなこんなで 硫黄石灰剤の散布は 中々 辞めるということに踏み出せません。

完全に 無肥料無農薬で実験している樹が何本かありますが  その樹には 散布していません。
2008年度からなので 今年で4年目です。
それなりに 毎年 実がなるので 直売所で販売したり また 発送可能な桃は N社に卸しています。

(それなりにといっても 発送可能な桃は 半分以下です。ほとんど 虫食いなので 直売所でほしい人にお分けしています。 )

N社といいえば 知っている人は知っている 無肥料無農薬の作物の取り扱いで有名な会社です。

とにかく 硫黄石灰剤の散布終了して 次は 蕾が大きくなったら 摘蕾作業です。

 桃の予約について お問い合わせをいただくことが多くなりましたが 4月より ご予約開始します。








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● COMMENT ●

お疲れ様です。
僕も農薬、大嫌いなんですが難しいですね。
いつも最初の農薬は、チオノックスを3月はじめにまいてます。
今年も、お互いに美味しい桃を作りましょう。
妊娠中なのでお体にはくれぐれも気をつけてくださいね

ゆっくんさんへ

ですよね。農薬の散布って 本当 いやですよね。

うちの場合 ほとんど散布しないのですが ポイントを抑えて散布しないと 本当に収穫できない自体がおこるので注意です。(← 経験者。 家族に こっぴどく怒られました><)
でも 冒険って けっこう 楽しいですよ!

お互い がんばりましょーw

こんにちは

初めまして
桃の病気を検索していて、ここを拝見しました
現在、無農薬で自然農法を取り入れて自家用に野菜や果実を楽しんでいます

ウチのは自分で食べようとネクタリンを植えて3年目なのですが、今年は葉が縮れてしまった
農家じゃないので縮葉病というのも知らなかったのですが、やはり農薬は使いたくないのです
今年は仕方ないのですが、一度罹ると来年もまた同じように縮葉病が発生するのでしょうか?
ダメなら諦めて伐採するしかないとも思うのですが

よろしかったらご指導頂きたく思います

asmoさんへ

コメント ありがとうございます。

縮葉病に関してですが いろんな文献を調べてみても その対策方法はやはり 硫黄石灰剤などを散布するしかないようです。

縮葉病は 胞子で増え 春先の朝晩の気温が一定条件の間に 葉を天ぷらにして散らすようです。
気温が一定条件を超えると 一気になくなります。その後 新芽を出し 葉が育つようになったりするのですが 木にとって 葉はとても大切なものなので 木が弱ります。 枯れてしまうこともあるくらいです。

農薬散布なしでの対処法は 縮葉病が発病した葉を 園地の外に持ち出すしかないようです。園地の外に持ち出すことにより 翌年の発生率を減らす作戦のようですが これも 手間ばかりで いまいちのようです。

毎年の気候条件により 多発の年と そうでもない年があるようです。
しっかりと 農薬散布していても 発生する年もあります。

私たちは 試験的に 全く農薬を散布しない桃の栽培を行っている畑があります。
その畑は 不思議に 最初の年に 縮葉病が発生しましたが 現在 4年目ですが その後は発生していません。

なぜ 発生していないかは 不明です。

ただ 一年に一度しか観察できませんので なんともいえません。

農薬を散布するから 縮葉病になるのか?

はたまた 肥料をあげなくなって 4年になるので 肥料を与えないためにならないのか?

もしくは 剪定をかえたから?

偶然?

とにかく まだまだ 試験中なので すべての桃を 無農薬には出来ていない状態です。
もちろん 硫黄石灰剤もやめれていません。

全く 参考にならなくて もうしわけないですが いろいろと情報を交換できれば嬉しいです。


ありがとうございました

ありがとうございます

桃系統の果樹は初めてだったので
まったく知識がありませんでした
ネクタリンはまだ1m位のものなので、一応縮れた葉を取って処分してみました
実も摘果して10個くらいついています
今年は、様子を見てみようと思います


当方は300坪くらいの畑で
自分で食べるために色々な果樹や野菜を栽培しています

果樹はイチジク、ポポー、フェイジョア、プルーン
リンゴ、ブルーベリー、ラズベリー、イチゴ他
を植えてあります

やはり農薬を使わないと
アブラムシなどにやられたり
病気になるものも多いです
まあ、仕方ないですね (^^)

今後ともよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました



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ももあず

Author:ももあず
無肥料無農薬の桃を育てることを目指した桃農家ブログです。

無肥料 無農薬 桃への道 (2009年度ブログ)
http://blog.murablo.jp/muhiryomomo/

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